「カテゴリー」の分類は本校の学部編成と必ずしも一致しません。

印刷

  1. FT式レオメータ
  2. ベントン彫刻機 Benton Matrix Cutting Machine
  3. ベントン附属顕微鏡
  4. ベントン附属双眼鏡
  5. ベントン附属拡大投影装置 Goko LP-6 Profile Projector
  6. ベントン附属作業台(1)
  7. ベントン附属作業台(2)
  8. 植字台と引戸式スチール製ケース馬(5段2列5枚)
  9. インテル及び罫線カッター(1)
  10. インテル及び罫線カッター(2)斜め切り用
  11. 輪郭斜切カッター(3)
  12. インテール及び罫線カッター(4)、Patent No.99479
  13. 活字選別機
  14. 石版手引き印刷機
  15. 手フード(手きん、Hand-operated Foot Press)
  16. ガラス丸型スクリーン,65線

FT式レオメータ

[製造年]昭和38年(1963)

[製造会社]小田原鉄工所

[付属品等]−

[サイズ(cm)]90 × 60 × 80

[重量(kg)]−

[寄贈箇所など]−

[備考]
本装置は溶液の動的粘弾性を測定するもので、わが国のレオロジー研究の黎明期に活躍した機械です。東京大学生産技術研究所にて各種高分子溶液のレオロジーの測定に利用されておりました。この装置には、駆動系、測定系、記録計に様々な工夫が施されております。測定試料を円筒状のガラス製恒温水循環ジャケットに入れ、其処に鋼線で吊られた円筒を挿入します。鋼線の一方の側に正弦捩れ振動を加えると、その正弦振動がモータからの回転運動を装置上部の偏芯カム・シャフトから成る変換機構を介して伝えられます。ひずみ、応力は、鏡とプリズムよりなる光学系を介して写真乾板に焼き付けられたリサージュ図形から解析されます。

▲ページの先頭へ

ベントン彫刻機 Benton Matrix Cutting Machine

[製造年]1948年

[製造会社]津上製作所

[付属品等]ベントン附属油圧卓上プレス機、パンチ用プレス機、新聞用パンチなど約1万点

[サイズ(cm)]130 × 50 × 225

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
昭和23年に⑭三省堂と大日本印刷⑭が協力して製造した、国産第1号のベントン母型彫刻機である。ベントン彫刻機は、米国のBenton,Linn Boyd(1844-1932)が1885年に考案したもので、パンタグラフの原理を応用した極めて精巧な機械であり、1/10000インチの精度を保持している。

▲ページの先頭へ

ベントン附属顕微鏡

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]28 × 33 × 30

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
彫刻に使うツール(カッター)を研磨するとき、寸法を1/万インチの精度で仕上げるために顕微鏡で測定しながら行う。また、母型のカッターによる彫り残しや輪郭線のチェック・検査に顕微鏡(×50)を使う。  

▲ページの先頭へ

ベントン附属双眼鏡

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]16 × 28 × 33

[重量(kg)]3.3

[寄贈箇所など]

[備考]
出来上がった母型と活字の検査を行うための双眼顕微鏡

▲ページの先頭へ

ベントン附属拡大投影装置 Goko LP-6 Profile Projector

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]40 × 36 × 50

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
母型をパンチ彫刻機で作成する時に、パンチに使う父型の正確な位置を決める必要がある。その父型の寄り引き(上がり下がり)や位置を正確に合わせるために使う。

▲ページの先頭へ

ベントン附属作業台(1)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]26 × 15 × 18

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
真鍮の母型を彫るのに、通常4種類のカッターを使う。この作業台を机上に固定して、それらのツール(カッター)を精密に研磨する

▲ページの先頭へ

ベントン附属作業台(2)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]12 × 10 × 20

[重量(kg)]2.95

[寄贈箇所など]

[備考]
 

▲ページの先頭へ

植字台と引戸式スチール製ケース馬(5段2列5枚)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]114/170 × 66/55 × 160/162

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
和文活字の組版作業は、文選係が整然と配列されている活字箱より、確実・迅速に活字を拾い集める。次に植字係りがその文選箱から原稿の指定通りに活字をステッキと言う定規の中に拾い上げ、句読点や込物を入れて1行ずつ組む。行間にはインテルを入れ、段落を整え、あるいは挿絵を組み込んだり、見出しやページ等を組み入れて組版を作った。植字台の正面には、組ゲラ、約物ケース、ルビケース、罫ケース、インテルケース等を立て掛け、台上に込物ケース、インテルなどを置く。引出しにはステッキ、セッテン、ピンセット、頁糸、金切鋏、倍数尺などを入れて置く。  

▲ページの先頭へ

インテル及び罫線カッター(1)

[製造年]

[製造会社](株)モトヤ(印刷機械・各種活字母型)

[付属品等]

[サイズ(cm)]53 × 30 × 31

[重量(kg)]6

[寄贈箇所など]

[備考]
インテル及び罫線を所要の長さに切断する機械です。植字係は原稿の指定に従って、使用する罫線を選んで所要の長さに切断して用いる。また、活字を指定の位置に植え込むために、字間や行間の空白部に活字より低い材料(込物)を使う。活字より狭い字間に挿入する材料をスペース、活字より大きい空白部に挿入する材料を(quads)、ショス(justifier)、ホルマルト(furniture)と言い、行間に挿入する材料をインテル(leads)と言う。

▲ページの先頭へ

インテル及び罫線カッター(2)斜め切り用

[製造年]

[製造会社](株)モトヤ(印刷機械・各種活字母型)

[付属品等]

[サイズ(cm)]48 × 38 × 27

[重量(kg)]7

[寄贈箇所など]

[備考]
輪郭は通常45度の角度で削るが、この斜め切機では任意の角度にインテルや罫線を切断できる。インテルは行間に挿入するもので、活字地金製や木製がある。薄いものは亜鉛製でトタンインテルと言うがその厚みは号数またはポイント式で呼ぶ。

▲ページの先頭へ

輪郭斜切カッター(3)

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]40 × 33 × 27

[重量(kg)]7

[寄贈箇所など]

[備考]
輪郭は通常45度の角度に削る。この斜め切機では任意の角度にインテルや罫線を切断できる。インテルは行間に挿入するもので、活字地金製や木製がある。薄いものは亜鉛製でトタンインテルと言うが、その厚みは号式またはポイント式で呼ぶ。この機械により所要の長さに切断する。

▲ページの先頭へ

インテール及び罫線カッター(4)、Patent No.99479

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]50 × 23 × 35

[重量(kg)]6

[寄贈箇所など]

[備考]
インテル及び罫線を所要の長さに切断する機械です。植字係は原稿の指定に従って、使用する罫線を選んで所要の長さに切断して用いる。また、活字を指定の位置に植え込むために、字間や行間の空白部に活字より低い材料(込物)を使う。活字より狭い字間に挿入する材料をスペース、活字より大きい空白部に挿入する材料を(quads)、ショス(justifier)、ホルマルト(furniture)と言い、行間に挿入する材料をインテル(leads)と言う。

▲ページの先頭へ

活字選別機

[製造年]

[製造会社]

[付属品等]

[サイズ(cm)]112 × 70 × 104

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
 

▲ページの先頭へ

石版手引き印刷機

[製造年]

[製造会社]中西商店(東京・室町3丁目)

[付属品等]

[サイズ(cm)]135 × 80 × 155

[重量(kg)]

[寄贈箇所など]

[備考]
石版印刷機はボヘミア生まれのアオイス・セネフェルダー(1771-1834)がドイツ・ゾルンホーヘン特産の石版石に脂肪性のインキで描画し、これに少量の硝酸を加えたアラビアゴムを塗って製版する方法を1798年に発明した。写真石版は 1850年代に実用化され、日本では写真師の上野彦馬や下岡蓮杖・横山松三郎らによって始められた。  

▲ページの先頭へ

手フード(手きん、Hand-operated Foot Press)

[製造年]

[製造会社]千代田印刷機械製造株

[付属品等]

[サイズ(cm)]50 × 60 × 65

[重量(kg)]50

[寄贈箇所など]

[備考]
活字を組版して、名刺や葉書等の印刷をする機械。インキは上部の円板上で練られ、ゴムローラを介して活字の字面に付与される。その活字面に印刷する用紙を押し当てる、手作業により印刷が行われる。

▲ページの先頭へ

ガラス丸型スクリーン,65線

[製造年]

[製造会社]大日本スクリーン製(株)

[付属品等]

[サイズ(cm)]43 × 43 × 5.5

[重量(kg)]4.36

[寄贈箇所など]

[備考]
大日本スクリーンの創業者・石田敬三は昭和9年に「製版用スクリーンの触刻法」を特許にし、工業奨励金の下付を受けて研究の末、昭和13年(1938)に 60線、四つ切サイズの角スクリーンを完成した。昭和17年には50〜133線の各10×12インチ角スクリーンが、翌18年にこの12インチの丸スクリーンが製作された。

▲ページの先頭へ